​NodayamaTimeとは？

NodayamaTimeは、運営会社であるスマイル株式会社が2019年にお客様から「山を手放したい」とのご相談を受けたことから始まりました。

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当初は良い買い手が見つかれば譲ろうと考えていましたが、山の中の土地を購入してくださる方はなかなか現れませんでした。その間にも山は生きており、草花はどんどん生い茂り、光が届かない木々は根元から腐って倒れていきました。さらに不法投棄も重なり、もし山火事などが起きれば大きな危険につながります。近隣に住む方々の安全を思うと、このまま放置することはできませんでした。

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そこで私たちは「せめて民家に近い場所だけでも、安全で綺麗な環境にしよう」と決意し、2020年から草刈りや不法投棄されたゴミの処理を始めました。

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ボランティアとの出会い（2021年）

しかし、山は広く、私たちだけで整備を続けるには限界があります。
そこで2021年、SNSを通じてボランティアを募集しました。ありがたいことに、これまでに約50名の方々が活動を支えてくださいました。

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山レンタルの開始&クラウドファンディング（2022年）

ボランティアの皆さんと整備を続けた結果、2022年11月に山のレンタルサービス「NodayamaTime」を開始しました。

一方で、人の手だけでは難しい作業も増えてきました。そこで地元の業者さんにご協力いただき、本格的にキャンプ場作りを進めることになりました。

• 木こりさん：危険木の伐採

• 建築業者さん：砂利敷き・獣除けフェンスの交換

• 電気業者さん：配線工事・防犯カメラの設置

やはりプロにお願いするため資金が必要となり、2か月間クラウドファンディングを実施。約30万円のご支援をいただきました。ご協力くださった皆様、本当にありがとうございました。
しかし、手数料などを差し引くと実際に残ったのは半分の約15万円ほど。支援してくださった方々に対しても申し訳ない気持ちがあり、第二弾クラウドファンディングは見送ることにしました。

その後は会社の資金をなんとか調達しながら工事を進め、これまでの総工事費用は数千万円にのぼります。こうした稀な工事を引き受けてくださった業者の皆さまには、心から感謝しています。

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キャンプ場オープンへ（2023年）

時間はかかりましたが、2023年に一部エリアが完成し、ついにオープンを迎えることができました。

ここまで続けてこられたのは、応援してくださる皆さん、協力してくださったボランティアの方々、そして地元の山を守りたいという強い思いがあったからです。
地元住民の皆さんからも「安全で綺麗な場所になった」と喜んでいただけたことが、私たちの励みとなっています。

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NodayamaTimeのこれから

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2023年11月、「NodayamaTime」は正式にオープンしました。
これからも登録制とし、基本的なルールを守ってくださる方々にご利用いただきながら、地元と自然の環境維持を大切に運営していきます。